日々の生活の中で腰痛が起こる原因は、デスクワーク、スポーツ、荷物の運搬、ストレスなど理由は様々です。しかし、ほとんどの場合、筋肉が緊張して血流が悪くなることで起こる腰痛だといわれています。
特に病気ではない腰痛には、ツボ押しで血流を良くしてコリをほぐすことで、一時的に楽にすることができます。ここでは、自分でも簡単にできる腰痛に効く足ツボを紹介します。
崑崙(こんろん)
体内の気を高め、血のめぐりを良くするツボで、腰痛、ぎっくり腰、足の疲れやむくみにも効果があるといわれています。
場所は足首外くるぶしからアキレス腱に向かう途中の凹んだ部分です。親指の腹を使って、3秒ほど強めに押し、数十回繰り返します。
委中(いちゅう)
腰痛やぎっくり腰に効くことで知られていますが、膝関節症や膝痛にも効果があるといわれています。
ひざ裏の横ジワの中央にあるツボです。親指の腹で徐々に力を入れながら10秒ほど押さえます。5秒休んで、再び押します。左右5回位行います。
承山(しょうざん)
腰から膝の気の流れを良くするといわれ、筋肉を柔らかくする効果があるといわれています。腰痛はもちろん、足のむくみや疲れ、また、便秘やこむら返りにも効くといわれています。
アキレス腱とふくらはぎの間の凹んでいる部分にあるツボで、押し方は委中と同じです。
三陰交(さんいんこう)
内くるぶしの後ろ側から指約4本分上がったところで、押すと痛みを感じる場所にあります。腰痛、生理痛に効くといわれ、女性ホルモンのバランスも整えます。
足と反対の手の親指をツボに当てて、他の4指で足を包み込むように持ち、押しながらもみほぐします。3分位を目安にしましょう。